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福祉相談くすのき

公開スーパービジョンを実施しました

2023年09月15日

 福祉相談くすのきでは2~3ヵ月に1度、武庫川女子大学心理・社会福祉学部社会福祉学科 與那嶺司教授をお招きし、スーパービジョン(以下SVという)研修を実施しています。

改めてSVとは…学識経験者などから指導・教育を受け、対人援助専門職を養成するための機会のことです。

当法人では上記のとおり、福祉相談くすのきの職員がメインとなり與那嶺教授よりSVを受けています。

今年の2月に管理者も参加して実施した公開SVですが、この度は中堅職員が参加しての2回目の公開SVを開催しました。

そこには【相談支援ってどんなことをやっているのか】、【日々、相談員はどんな相談を受けているのか】など、知ってもらいたいという想いと、與那嶺教授からの温かいお言葉がいかに相談員の救いになり、成長になるか知ってほしいという想いがあります。

事例検討をおこなっている様子

 

SVの感想を述べる参加者

 

與那嶺教授からは『福祉の仕事は悩み続ける仕事。個別性のあるものに一般知識を充てるということは、必ず微調整が必要で、だからこそ悩むし、悩み続ける。そして人はらせん状に変化するので変化を急がないこと。“変化がない=支援の効果がない”のではない。効果があるから維持している場合もあることを忘れがち。支援はスモールステップの積み重ねなんです。』というお言葉を頂戴し、改めて日々の支援について振り返り、わたしたちがもつ悩みやジレンマに寄り添って頂けたことに感謝しています。

参加職員からは『悩み続けることは大切ではあるが、1人ではしんどい。支援はチームで取り組んでいるから、いろんな職員を巻き込むことが支援の向上や、職員の学びになることを改めて感じました。また、先生からのお言葉で救われた気持ちになった。』という感想がありました。

日々SVを受けている福祉相談くすのきの職員だけでなく、参加職員の心に響く、学びの多い時間となりました。與那嶺教授、ありがとうございました。

 

 

 

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