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第2三恵園

防ごう!嚥下トラブル

2014年05月21日

 毎年4月は異動と新しい職員も増えるため看護師による勉強会を開きます。今回は感染症対策と口腔ケアの研修を行いました。

 感染症の研修は毎年行っていますが今年は新たに口腔ケアの研修も加わりました。口腔ケアを取り上げた理由は高齢化に伴い嚥下トラブルが増え、それに伴う疾患も増加傾向にあるためです。

 ここで少し、口腔ケアの研修の内容を少し紹介したいと思います。

 

【誤嚥事故防止の工夫】

 誤嚥とは食べ物や飲み物などが食道ではなく、気管にはいることです。そして気管に食べ物などが入ると同時に口の中の細菌も一緒に入る事で肺に感染し、炎症を起こしてしまう、それが誤嚥性肺炎です。

 誤嚥性肺炎をおこさいないために食事前の嚥下体操はもちろんのこと、食事の姿勢も重要になってきます。安全に食事をする為に、次の点に注意します。

・やや前屈みに顎を引く

・椅子に深く腰掛ける

・床に足をしっかりとつける

・テーブルの高さは肘を置いたときに上腕と前腕がほぼ直角

 そして食事後、口腔ケアをしっかり行うことが誤嚥性肺炎を防ぐ為には最も有効です。

 皆さんも普段の食事の姿勢・口腔ケアヲ少し見直してみてはいかがでしょうか。

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