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余暇&私たちの作品
カテゴリ:余暇活動
作品について
第2週目の木曜日の午後は、書道の時間。それぞれ道具を持って地域交流室に集まります。現在は2階フロアの12名、1階フロアの2名、第2三恵園の1名が参加、「こんにちは!」「元気ですか?」と元気な声のあいさつで余暇活動がはじまります。
「出来る事は自分でする、ということを大切に、ひとりひとりに応じた教え方を心掛けています」と講師の中西先生。気持ちの変化は字にも現れます。利用者ひとりひとりの様子に気を配り、変化に気づいては「今日は安定してるね」「このハネがいいわ」と声を掛けていきます。
書道に参加されている方は、字の書く事が出来る方たちばかりではありません。字が書けなくても、墨をすり、筆で線を書くだけもアートになります。ひたすら線を書く方、丸を書く方もおられ、「上手にかけたやろ?」と講師に見せると、講師が二重丸を書いてくれます。赤字の二重丸を見て「次も書くわ」と利用者さんにはいつも以上の笑顔が見られます。月に1度、1時間だけの短い関わりですが、みなさんこの時間を楽しみにしています。余暇に参加されている方だけでなく、外出の帰りに見に来られたり、作業後に寄って、講師と話をしたりと、講師の先生との時間をとても楽しみにされています。
皆さんの作品は、地下1階のEVホールに展示をしていますので、ぜひ見に来てくださいね。