利用者Aさんの夢は「お金をためて料理店を開くこと」
救護三恵園の利用者Aさんの将来の夢は「お金をためて料理店を開くこと」。その願いを叶えたくて9月のある日、近くにある第2三恵園の喫茶「のばら亭」で厨房を借り、職員を対象に料理をふるまう機会をつくりました。
前日までは、来てくれるお客さん(職員)が楽しめるお店にしたいとポスターや招待状を作りました。
当日は買いだしに行き、食材の値段を比較しながら、大きさや色を見定めて購入。厨房に入ると気合いが入り、準備はスタート。職員は完全にサポートにまわり、Aさんの指示に従うのみ。テキパキと準備を進め、その手際の良さは、匂いにつられ覗きにくる職員もみんなビックリ。約3時間で12人分の料理を完成させました。
お店の開店が近づき、「ドキドキするー」と不安を口にしていたAさんでしたが、来店したお客さんはみんな口をそろえて「美味しい!」「どうやって作るの?」などと絶賛♪ その声を聞いてほっとした様で、手伝っていた職員に「よかったー」と小声で囁き安堵の表情を浮かべました。また来店したお客さんに対して、料理に使っている調味料の効能や栄養面等をわかりやすくまとめて提示しました。その心遣いに、見守る職員は感心させられるばかりでした。Aさんは全ての片付けが終えてから「ありがとう、本当に嬉しい、いい感じ〜」と満面の笑顔で話してくれました。
最後まで、どの様にしたらお客さんが喜んでくれるかを考え、お客さんの為に働くAさんをみて、どんな仕事も相手の気持ちを一番に考えることが最も大切なことだと感じ、改めて自分の仕事を振り返る事ができる時間となりました。Aさんだけではなく、他の利用者の夢が叶うように、日々利用者と向き合える環境作りを続けていきたいと思っています。
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